見た目だけではダメです
SEO対策だけやってもらえますか。あるいは、今のデザインを見直してもうちょっとアピールできるものにしたいんだが。
よくあるご要望なのですが、いずれもお受けできません。小手先のテクニックとか、見た目を変更するだけのリニューアルは経験上、やっても無駄です。
当所のSEO対策はコピーライティングが特徴なので、コンセプトから全体を作り直すリニューアルが必要になります。
と申しましても、決してビジュアルをおろそかにしているわけではありません。ビジュアルの重要性は充分承知しています。
ビジュアルと音楽の力を最大に使った成功例があります。プロパガンダですが。
それは「錦の御旗」です。菊の紋章を縫い取った旗を押し立てて、薩長が官軍を名乗ったため、徳川方は賊軍と言われてしまいました。分かりやすいサインを使い、さらに「トンヤレ節」で補強したのです。これは素晴らしい先例として称賛に値するものです。
ちなみに「故郷に錦を飾る」は全く意味が違います。その昔、官途成(かんどなり)して国司として最初に赴任するのは、出身地だったそうです。都から錦の官服を着て故郷に帰ってくることを指します。
ウェブデザインの本質は見た目ではありません。操作しやすさ、わかりやすさ、親しみやすさといった構造に関わるものです。(実は私どものグループには、アニメーション部門もあり、Flashを使った派手なページも作れないことはないのですが)
デザイン決定に関してとても示唆的なページがあったのでご紹介します。おそらく多くのサイトがこのようなプロセスをたどっているのではないでしょうか。リニューアルをリデザインと勘違いしているところは多いのです。
見た目を変えて反応がアップするのは、旧メディアの場合です。旧メディアはプッシュ・プルでいえば、プッシュ戦略です。
プッシュ戦略は、必ずしも求めてはいない相手に、メッセージを伝える手段です。1回言っただけで相手に伝わるのは、1%だと思ったほうがいいでしょう。伝えるためには、100回繰り返す必要があるわけです。
でも同じ事を同じように繰り返していたら、今度は飽きられてしまいます。
ここに工夫が必要であり、目を引くデザインが求められるのです。
旧メディアの感覚では、ホームページリニューアルの効果はありません。AIwebdsignは、インターネットに特化したマーケティングを展開しています。ホームページ有効化のために一度ご相談ください。