いったい高いのか安いのか?
項目 |
料金 |
備考 |
トップページデザイン |
50000円 |
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その他のページ |
10000円 |
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簡易なページ |
5000円 |
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よくある料金表の例です。なぜトップページだけが突出して高いのか?
(簡易なページというのは、同一パターンやテキスト主体のページのことを言うようです。見た目のデザイン重視でコピーはおざなり、ということですかね)
注釈には
「トップページはサイト全体の表紙にあたり、入り口です。サイトの顔であり、イメージを決定する重要なページだから……。」
なんて書いてあります。そう言われればそんな気もするけれど、いまいち納得できない感じが。
そう思ったあなたは正しい! 実はこれ、紙媒体の習慣をそのまま引きずっているだけのことなんです(だからグラフィック出身のところに多いパターンです)。
雑誌などでは、表紙によって販売部数が変わったりします。単行本でも、装丁が売り上げに影響することは誰でも想像できます。
いわゆるジャケ買いに通ずる購買パターンです。
インターネットでも初期には、検索エンジンの性能が低かったため、ポータルサイト経由のユーザーが大半でした。
実際に、いろいろな検索エンジンを使っても見つけることができなかったサイトが、Yahoo!Jのカテゴリーで簡単にヒットするのは珍しいことではありませんでした。
ポータルサイトには、サイトのトップページしか登録されません。その結果インターネットにおいても、トップページが重要な時代が確かにありました。
でも現在のインターネットユーザーに、この常識は通用しません。
なぜか
Googleが代表する新世代の検索エンジンは、インターネットをページの集合とみています。ツリー形態のサイトの集まりではないのです。
これ、とても重要なことです。
今やトップページだの、ページの階層だのは関係ないのです。ページはすべて同列であって、上下関係はありません。
でも検索結果には、トップページが上位に表示されているぞ。
それは、ページの重要度からくることであって、Googleがトップページだから上位に表示してあげてる訳ではありません。
このごろは社名で検索すると、サイト内リンクを表示するようになってきました。やはり、表示されるページの階層はあまり関係ありません。ページの重要度に応じて、最大12件が表示されるようです。
どんなアルゴリズムなのか分かりませんが、かなり?の部分もあります。もともと日本語表現は、構文があいまいなので解析は難しいものです。まあ、今後に期待しましょう。
トップページに高額な料金を払うのは、SEO対策からもマーケティング的にも全く意味のない無駄なことなのです。
トップページだけでなくサイト全体で、ユーザビリティを重視したデザインが肝心、AIwebdesignにお任せください。