迷信にとらわれないSEO対策を
今や、ホームページ作成にSEO対策は常識です。ところで、SEO対策とは上位表示や、アクセス数アップですか?
確かに数字に表れるから分かりやすいですね(成功報酬とか成果主義とか聞こえはいい)。でもそれは、マーケティングに寄与するでしょうか。あたかもカメラのピクセル数競争のように、数字に惑わされているだけでは?
売り上げに直結するSEO対策は、検索エンジン対策テクニックではありません。インターネットを利用するユーザー個人に照準を合わせた、マーケティングの視点が必要です。
当所のSEO対策はさらに進めて、検索エンジンの機能を利用してフィルタリングし、見込み客を掘り起こすというものです。
さすがに一段落したカメラのピクセル数競争。でも消費者がピクセル数が画質には関係ない、むしろピクセルが小さくなることで、画質は悪くなると気付いたからではありません。ただ単に、それ以外の新機能に目をそらされているだけです。
ホームページでいえば、Landing Page Optimizationあたりに相当するのでしょうか。レコメンドとかパーソナライゼーションとか色々いわれてますが。要は旧来のチラシテクニックの焼き直しにすぎない、新しい技術でも何でもありません。
インターネットを理解しなければ、正しいSEO対策は見えてこない
貴社にも、ホームページで売り上げが数倍にもなった、今や売り上げの90パーセントがホームページからだ。そのノウハウを導入しませんか、なんていう営業がくるでしょう。
そんなノウハウを持っているところが、なんで電話セールスするんでしょうね。セミナー商法とかいうのもよくあります。決まり文句は「ホームページは、もう一人の営業マン!」……。
インターネットをよく理解していない人ほど、ホームページに過大な期待をいだく傾向があります。その心理をうまく利用して儲けたのが、楽天です。
あれは典型的なアナログビジネスです。フルコミッションセールスを使って、インターネットという目新しい商材を売っているだけです。
かつて、AIによるエキスパートシステムという、たわ言が喧伝されたことがあります。ワークステーションを使った人工知能で、まったくの素人がベテランのプロフェッショナルと同じ仕事ができる、というものでした。
いくら何でも話題が古すぎる? そんなことはありません。楽天に出店している人のレベルは、この段階から前進していないのです。
経営コンサルタントとかいう連中にそそのかされて、オフコンなんてガラクタを導入したのと同じ轍を踏んでいるのに、まるで反省がない。(大川某といったと思うが)
大体プロ野球の球団を持てば宣伝になるだろうなんていうのは、完全に前世紀の思考ですよ。
本家のアメリカヤフーが消滅かという事態なのに、ヤフージャパン(ソフトバンク=孫正義)は他人事のように平気な顔しています。
名前が同じでも、アメリカと日本のヤフーのビジネスモデルは全然異なるからです。
ヤフージャパンにとって、サーチエンジンの精度なんて関係ありません。何でもいいんです。ヤフージャパン独自の技術というのは、検索結果の上位にYahoo!リスティング広告や、ビジネスエクスプレスのカテゴリー登録サイトという広告を載っけることでした。
検索エンジンがGoogleに変わっても、相変わらずオーガニックの検索結果とリスティング広告の区別がつかないようにしていますし。
(少し言い過ぎてしまいました。本題に戻ります)
10位以内に表示された割に、アクセス数はそれほど伸びないとか、アクセスは相当増加したのに、あまり売り上げに貢献していなかったら。
それは小手先のテクニックを使用しただけのSEO対策ということです。
まず、関心がある人、興味を持つ人、見込み客だけに来てもらうSEO対策。さらに、次の段階である、自サイトに来てもらった人に、何らかのアクションを起こしてもらうページ作り。
そのためには、ユーザーに必要な情報を網羅した、コピーライティング、わかりやすく利用しやすいウェブデザインが必要です。AIwebdesignがやります。