ピクタニアグループは、プロ向けアニメーション技法書の編集をしています。(電子書籍における動画表現の可能性〈Enhanced eBook〉に関しては、epub.pictaneaをご参照ください)
NHK「みんなのうた」でおなじみのアニメ作家《くずおかひろし》氏(精華大学教授)が、後進の技術向上を願って、書き下ろしたのが「実践アニメーション・中級編」(合同出版刊 絶版)です。中級以上のプロ向けアニメ技法書として、はじめてのものでした。
アニメ技法書の決定版として高い評価があったのはよいのですが、代々木アニメーション学院による違法コピー(なんとテキストとして使っていたそうです)、台湾・韓国での海賊版の横行などの被害にあってしまいました。
●この旧版が、心理学分野(錯覚の研究)から注目され、国際的な科学雑誌に論文が掲載されたことから、各方面より再版を望む声が上がってまいりました。
(アニメーションの動きと錯覚について個人的な考え)
初版刊行後、Flash解説本等の手軽なデジタルアニメの入門書はいくつも出てきました。
しかし十数年が過ぎても、本書のような本格的アニメ技法書は、他に現れなかったのです。
期待に応え、時代の変化にあわせて内容を改訂増補したのが「新・実践アニメーション」(BAUHAUS工房刊)です。
部数限定の改訂増補版は、好評のうちに完売しました。増刷を検討したのですが、各専門学校、大学の美術系学科で教材として使われることが多い現状を考慮し、判型を大型化した新装版として刊行することになりました。
●「新・実践アニメーション 新装板」は、現在一般販売を行っていません。申し訳ございません。 |