従来のSP、マーケティングは4大メディアといわれた、マスメディアを使った広告が主体でした(というか、それしか手段がなかった)。広告料金は非常に高額で、しかもレスポンスは低いものです。でも、やらなければ売り上げは伸びない。
それがインターネットの時代になって、中小・零細企業や個人でも大企業と同じ土俵に立てるようになりました。ホームページを使えば、マスメディアに比べわずかな費用で商品や会社、キャンペーンの告知ができる。そのための手法として、SEO対策・SEMということが言われています。
SEO対策によって、ホームページが検索結果の上位に表示されるということは、TVや新聞広告などで、会社・商品を広く浸透・認知させることと同じ価値があるとされてきました。
しかし、実際には上位に表示され、アクセス数がアップしても売り上げに貢献しないことがありました。
なぜか……。
広く浅く、ターゲットを定めないまま告知するという、旧マスメディアと同じ捉え方をしていたためです。旧来の広告の延長線上で、SEO対策を考えていることが多かったのです。露出数やGRPを、上位表示とかアクセス数と言い換えていたに過ぎません。
旧メディアへの広告出稿とインターネットの違いについて、参考になるページです。《CONTENT MARKETING LAB(欧州のマーケティング担当者らが語る、魅了的なコンテンツを提供するためのエッセンスとは)》共鳴できるところがあります。
旧メディアでも、対象を限定して広告の効率を高めるための、マーケットセグメンテーションという手法・考え方がありました。
ネームリストを使ったDM、雑誌などクラスターメディアへの広告出稿です。ターゲット・マーケティングともいわれます。
ただ、有効なリストを収集するのには費用がかかります。雑誌の発行部数も数倍(ABC公査)から数十倍(公称販売部数)も水増しをしていますので、広告料金は割高です。
インターネットでの、バナー広告もその延長といえるでしょう。これも同じように、掲載サイトのページビュー数が広告効果にリンクする保証はありません。
実はこの手法(セグメンテーション)をインターネットで実現するために、検索エンジンの機能を使えるのです。これが、当所のSEO対策とリスティング広告支援であるwebマーケティングです。
これならば広告掲載料金が発生しないか、10分の1程度の費用で同じ効果が期待できます。
■マスメディアとインターネットの大きな違いは、情報の共有です。
マスメディアはさながら神のごとく、情報を一方的に流す存在でした。判断力のない蒙昧な読者に教えを垂れていました。意図的にせよ無意識にせよ、何が重要で何が不要かを決めるのは編集デスクのみです。
そして新聞・TVで報道したことだけが事実となります。
絶大な情報の一方通行が、マスコミの権威を支えていました。この権威に寄りかかったのが、マス媒体広告なのです。
誰もが情報を発信できるインターネットのおかげで、今まで伏せられていた、あるいは見過ごされていた、世の真実が明らかになりました。大新聞・公共放送の虚構の権威は失墜しつつあります。
「広告を打つ」という、メディアの力に頼るだけの単純な方法論は通用しなくなるでしょう。
旧来の発想のままの、ビジネスエクスプレスや有料リスティング(いわゆるSEM)ではない、正統的な真のwebマーケティングをAIwebdesignでご検討ください。